設計提案例 - 傾斜地を活かした庭

デザインコンセプト

名称:札幌市手稲区 K様邸エクステリア工事(ナチュラル/オープン)

傾斜地を活かした庭

K様の敷地は北欧風のナチュラルモダンの住宅で、お庭スペースはお隣さんの敷地が高い、完全な傾斜地という条件でした。これをフラットなスペースを確保するのにしっかり構造物で確保するのではなく、あくまでも自然な雰囲気でお庭スペースを確保するといった提案でした。聞き取りさせてもらいながら提案はしましたが、具体的な要望は一部を菜園スペースにしてほしいというもので、ほぼ提案の通りにさせて頂きました。「北欧風ナチュラル」をテーマに立体的な庭にまとめました。

この地で培った素材によるガーデンプラン

この地で培った素材によるガーデンプラン

今回、素材の選定ですが札幌硬石や札幌軟石に地場レンガの板材敷き、枕木に植栽といったものを中心にまとめ。「北欧風ナチュラル」をデザインコンセプトにしておりますが、あくまでもここは北海道ですので、北欧というイメージではうたってますが素材はここで培ったものを中心にまとめました。

機能的に植栽計画

機能的に植栽計画

今回はゾーニング・配置計画の段階で植栽はフラットなくつろぎスペースで芝生を配置それ以外はグランドカバーで傾斜部分で法面保護を兼ねて宿根草を配置しました。また、樹木の配置は四季を通じて楽しめるジューンべりーをリビング前から楽しめ道路側からの枕木を重なりを意識した目隠し、またツリバナもリビング横の部屋の窓から見え道路からは設備の無機質感を緩和できるようツリバナを配置しました。

アプローチと見せる花壇

アプローチと見せる花壇

玄関前のアプローチも同じく地場産のレンガをスクエアの重なり合うものにし、物置側への導線も兼ね認識しやすい配置にしてみました。また、庭でもレンガの板材敷きの中にシンボルツリーのシャラを配置その奥は、ガーデンが、管理の楽な宿根草で配置したのに対して、玄関横はあくまでも見せられる花壇を配置しました。こちらは花物の宿根草と一年草が楽しめる意図でプランしました。

施工前はリビングの掃出しコンクリート階段の前にわずかにフラットスペースがあっただけでほとんど斜面だったことがわかると思います。庭を立体的にすることで圧迫感の軽減と見え方、導線の楽しさが演出する方向にまとめることにしました。

提案図面

札幌市手稲区 K様邸エクステリア工事の提案図面1

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