スタッフブログ - 自分にとってのデザインとは

自分にとってのデザインとは

2019-9-21

もし、「誰かにあなたにとってのデザインとはなんですか?」と

質問されたら、今までだったらあいまいな答えしかできませんでした。

でも最近、ようやく見えてきた気がします。

2

もう遠い昔になりますが、某大学の芸術工学部デザイン科という

専攻で入学したての頃に、もう亡くなられましたS教授がデザイン

とはという問いに対して「デザインは愛である!」というはっきりと

した答えをもってらっしゃいました。

1

当時は未熟でなにも解ってなかっただけに、本質的な部分を読めず

失礼ながらも苦笑しておりました。

しかし、実感として最近その言葉に含まれる意味と重みがシンクロ

し始めております。つまりはそれを提供する人のことを想い考え

創ること、もっと具体的に言えば好みの色形はもちろん、使いやすさ

耐久性・コスト等にあたります。また、自分はもう一つ、問題解決の手段

としての意味合いもあると思っています。これはうまく言葉で言えなかった

のですが私の友人であるフリーランスのグラフィックデザイナー

がそれを踏まえて仕事を進めていること聞き、私自身も一番適格な答えだけに

腑に落ちました。つまり、起こった問題点をデザインというフィルターを

通すことで、今までの当たり前の常識ではなくデザインという新たな発想で

まとめあげれば当然解決策の幅も広がり、より面白い物が出来ます。

IMGP1532

いずれにしてもその対象の人を想って考え創ることが原点なので、

S教授がおしゃっていた。「デザインは愛である」に集約されていることを

この年になってやっと感じています。ですから、当社は機能美を大事に

時代の移り変わりを考慮、今輝くだけではない今後もずっと良く感じられる

「らしさのある雰囲気!」という部分を大事にしています。決して派手では

ないですが使い捨てのデザインならないよう時間がたってもその時々の

良さをだせることを意識して進めています。

DCIM100GOPROGOPR8665.JPG

本当に、当社を選んでいただいてるお客様方、職人さん、関係各所の皆様

には心より感謝いたします。

今後ともスケープデザイン北海道を宜しくお願い致します。

一覧へ戻る

お見積り・お問い合せ

ページトップへ